みなるのブログ

ビビりアラフィフの物思う日々

手洗いしました。

 さっき、ようやく手洗いをしました!

 

 冬物のウールのシャツとセーター。

 

 洗わずにいると、下手にウールなので、カビたり虫にくわれたりするし。

(まあ、天然素材の方を食べたい虫の気持ちもわかるけど)

 わかっちゃいるけど、放置してきたのです。

 

 最近は、天然のウールやカシミアは、極力購入しないようにしています。高価で着心地が良かったり思い入れがあっても、「手入れをしないと虫に喰われてたり、変色してしまう」と、苦い経験を重ねたので、最近はもっぱら「安く見えない化学繊維」を買って、毛玉をとりとり着ています。(わたしは化学繊維が大丈夫なので、そこはよかった。たまに、天然素材じゃないとダメな人がいるから…)

 

 あ。まあ、一番の理由は、経済的なものです。

 

 日頃、そんな化繊セーターたちは、洗濯機で「手洗いモード」の「オシャレ着洗剤」でどんどん洗ってしまうのですが。

 

 今回手洗いしなければならなかった理由。

 ウールの今回のシャツとセーターを以前洗濯機で洗ったら、縮んでしまったのです…。(当然なのかも?)

 …まあ、確かに洗濯表示に「洗濯機」は描いていなかったかもしれない。

 

 わたしは大柄の軽肥満なので、極力スッキリ、スリムに見られたいのだけど、ゆとりをもってきられるサイズだったシャツとセーターが、縮んだことで「ピッタリ」「パツパツ」になってしまい、「肥満」が強調される装いに!

 〜そこそこ気に入っていたのに、表に着ていけなくなってしまったのです。

 

 そこでブラウザ検索したら、「トリートメントで伸びる」とあって、その後実際やってみて、伸びたものがあったので、今回シャツとセーターを「伸ばす」ためにも、手洗いで、しなければと思っていたのです。

 

 いつもより、時間と手間がかかるので、なかなかできず。そのシャツとセーターが片付かないのを見るたびに「洗わなくちゃ…」と思いつつ。

 

 今日はたっぷり寝たので、ちょっと元気だったこともあってか。

 父も今なら庭仕事をしているし、父の部屋に近い洗面所にいっても遭遇率は低い。(父苦手)

 今だ!

 やっとその気になって、手洗いとトリートメントができた!

 よかった!スッキリ!

 

 何とか少し伸びたようです。次のシーズンも着られるかな。

 

 よく話す先輩が言うには。

 「心に引っかかっているものは、ひとつずつスッキリさせたほうがいい」と。

 その方がいろいろうまく進むのだと。

 心と環境は、関係があって。

 進めたいことがあって、そのために我慢していても、結局なかなか進めたいことも進まないというのだ。

 実際、なるほど、と思うことが多い。

 気掛かりが減ったら、それまでどうにもすすまなかったことが、意外に、スルッとすすんだりする。

 

 最近思う。心は、実はすごく大事なのだ。

 自分の気掛かりなことを減らして、前を向くと、不思議とうまく行ったりする。 

 自覚が無くても、我慢とか、いろいろためているのは、心身によくないらしい。

 

 極論、人生って、きっとその人の心で紡いでいくものなのかな。

 誠意のない人は誠意のない人生。

 いろいろ雑な人は雑な人生。

 真面目な人は真面目な人生を。

 その時その時で、見えない心をごまかしても。多分長い目で見ると、生き様には出るんじゃないかと思う。

 何ができるか、成功するかはその人ごとに違うだろうけど。

 その人生を辿ると、「ああ、多分この人は優しい人だったんだろう」とか、ある程度はわかるものな気がする。

 

 気がかりなことを片付けるというのは。

 前だけ見えるようにするというのかな。

 心を定めるというのかな。

 迷いを減らすというのかな。

 自分の本来の出力を、ちゃんと発揮するために。

 

 相手がいることだったり、社会や仕事の悩みは、自分の力でそうは減らせないけど。

「自分ちの洗い物しなきゃ」くらいは、なんとかなりそう。

 

 わたしみたいに、決して強くないタイプでも。

 意外に力が出せたりもする。

 

 人生が動く瞬間自体は、力が要らない気がする。

 運命、というのかな。

 逆に、良くも悪くもどうにもならないというのか。

 

 出来なかった洗濯ができた。

 ちょっといいことした気分。

 やりたまったことを、もう少し、片付けて、スッキリしよう。

「わたし、できるじゃん」と、自己肯定感もアガった感じがします。