今日は朝から雨が降っていた。
梅雨に入っているから、仕方ない。
蒸し暑くはないので、まだよいか。
今月は、実はわたしの誕生月。
50年近く前に、わたしが生まれたのだ。
そこからわたしの人生が始まったのだなぁ。
難産とは聞かないけれど、
わたしは初産だったはずだから、
それなりに大変だったとは思う。
母に、感謝。
それから現在に至るまで、お世話になりっぱなしで、
ろくろく恩返しもできてないし、できそうにないし。
ごめんなさい。
6月の誕生石は、
パールとムーンストーンと、アレキサンドライトらしい。
わたしはパールのイメージの世代。
子供のころから、キラキラしていたり、透明な物が大好きで。
ビーズやおもちゃのアクセサリーも好きだった。
誕生石が、パールと知って、
ガッカリと嬉しさと、半々だった。
ガッカリは、パールは色が無くて、透明じゃなかったから。
嬉しかったのは、独特の品と清楚さがあって、
似合う女性は素敵だなと思ったから。
それから、何となく、パールを意識して来たと思う。
「品」という言葉の意味が、わかった瞬間だった気がする。
そんなわけで、アクセサリーも好きなのだけど。
本物はほとんど持っていない。
デザイン性重視の、雑貨屋とかで買った安価な物が多い。
数少ない、まとも？な物は、
親や親戚からの頂き物で、
それでも高価なものではない。
でも、今はそれらでわたしは満足している。
本物は高いし。
それに、最近は、
田舎の一般人のわたしが、
何も、本物でなくても問題がない気がするのだ。
アクセサリーをつけていても、
「それかわいいね」意外のコメントは
実際、ほとんど無いし。
見る人が見れば安物なのはわかるだろうけど、
高価な物は買えないのが、わたしの今の現実だし、
結局身の丈に合うというか。
そんな、高級な女でも無いし。
冠婚葬祭用にと、パールを買ったけど、
本物は高いしデリケートで、メンテも大変だから。
結局扱いが楽な、貝パール（模造品）にした。
今はシンプルなジルコニアのネックレスを、
メルカリで探している。
わたしがここ数年、
ファッションの参考にしているのが、
ありがちだけど、
骨格診断と、パーソナルカラー。
わたしは骨格はストレートで、
パーソナルカラーはオータムらしい。
アクセサリーは、クラシックで正統派な物や、
品のある本物の貴石やゴールド、
高級感のある物、
ゴージャスな大ぶりのものがいいらしい。
基本的に、装飾の少ない服が多いこともあって、
結構、今持っている物は傾向があてはまる。
（実際は安物です）
アクセサリーは、ファッションの一部として、
ストールや髪留め、ベルトと同列の扱いで、
全身で見て、色やバランスを足し引きして使っている感じだ。
それで、お世辞でも時々ほめられると、気分が良い。
もう、これでいいよね、と最近思う。
カバンもそうだけど。
気に入った物は大体揃った感じ。
人生で、もう追加しなくても良いのかなと。
大げさかもしれないけど。
「満たされる」というか「足りる」というか。
この人生で、あれもこれも、
もう、買い足さなくて、良い気がする。
気に入った物に、そうそう会えないことも
知っている。
たとえ、大枚をはたいても、だ。
そして、今あるものの、使い方も、
知っている。
そりゃ、いい物は良いけど。
下手にいい物は、結局遠慮して使えないのよ。
根が貧乏性なもので。
高級すぎず、がしがし使える方が、
結果として、良いのだ。
なので、ささやかでも、
気に入ったアクセサリーに囲まれて、
気に入ったオシャレをして、
アクセサリーの借金がなくて。
それはそれで、楽しかったりするのだ。
