昨日は休みをとって健診に行き、
昼前に無事終わって解放されたので、
お昼食べた後、月曜に開いている図書館に
パソコンとペンタブレットを持ち込んで、
デジタルイラストを作成していた。
少しずつお絵かきソフトに慣れて、
不明な機能をブラウザ検索しながら、
経験値を、徐々にあげていく。
同じ作業もだんだん時間がかからなくなる。
無駄な動きが減って、
作業効率が上がってくる。
線も、少しずつだけど、
思うように描けるようになってきて。
昨日は一枚仕上げることができた。
ここまで描いたのは、2年ぶりくらいかな。
結構、嬉しかったのだけど。
けどね。
リアルの友達には、見せようかどうか、
ちょっと悩む。
学生の頃はさ、
授業中も休み時間も描いてたし、
集まる友達は、そんな友達ばっかりだった。
原稿を持ち寄って、合同でコピーの本作ったり。
だから当時は、
絵柄で誰の絵か、すぐ分かったし、
誰かの絵とか、自分の絵とか、
長所、短所、違い、
自分の中で分析していた。
今は、周りにイラストを描く人は、
居なそうだ。
そう、わたしも昔ほど堂々と描いてないし。
30年も休んだら、そりゃあねぇ。
「イラストなんか描かない顔」をして、
生きていましたから…。
わたしは、幸せなことに、
自分の絵が好きだし、
自分が一番のファンだと思う。
久しぶりに一枚描き上げた達成感は、
親しい友人には報告して、
共有したいと思ったりもしたけど。
でも。
イラストとかに興味がない友人に、
見せるのって勇気が要るなと。
思って、見せられないでいる。
困らせてしまうんじゃないかと、ね。
「上手いね」
「すごいね」
「かわいいじゃん」
そんな言葉を、強要してしまいそうで。
イラストを描かない人から見たら、
興味が無いものかもしれない。
興味が無い人から見ると、
遠目に見ると、世の中にあふれるイラストに、
似て見えるかもしれないけど。
それってすごいと言うのかもしれないけど。
自分がわかってる。
真似事はしてみても。
近くで見ればわかる。
30年のブランクは事実だし。
全然思うようにいかないし。
パターンが似て来たり。
勉強も修行も練習もして来なかったのだから。
力が無いのは当然だ。
とにかく、世間にあふれるプロの絵とは、
歴然と違うのだと。
また、逆にアニメや漫画が好きな人だったら。
逆に好みやこだわりが
はっきりしているだろうから、
もし、わたしの絵が好みじゃなかった時は、
その場合も興味が無いよね。
そういう人達にも、
「上手いね」
「すごいね」
「かわいいじゃん」
を強要してしまいそうで。
かと言って。
相手が、本当は興味が無いのに、
わたしが見せたばっかりに、
無碍にもできないからと、
適当に相槌打って流されるのも、
こちらもきっとそれに気づいて地味に傷つくし。
真正面から厳しい批評をされてしまうのも。
傷つくしなぁ。
作品って、ある意味、
自分の子だったり、分身だったりするから。
それが、たとえどんなおバカなコでも。
貴重なご意見でも、
厳しいものは、
自分を否定されるみたいで。
心の準備が無いと、受け止めきれなくて。
リアルって、難しい。
特に、大人になるとね。
だったら。
「素人の、趣味の、モノです」と銘打って、
Instagramとか、ブログとか、
ネット上にあげて、
わたしを知らなかったり、
気を使う必要のない人達で、
興味を持ってくれる人達で、
評価したい人、評価しようと思う人は、
評価してくれる
興味の無い人は、そもそも絡んで来ない、
というスタンスの方が、
楽だなと思ったり。
そうすると、
よほど上手くないと、
そんなに多くの人には、見てもらえないよね。
ああ。
ちょっとネガティブ？
いいじゃん？
わたしが楽しかったんだからさ。
できなかったこと、
できたんだからさ。
でも。
ともかく。
リアルの友達に見せるのは、
やっぱりそんなわけで勇気が要るので。
それは、今日は、見送ろう…。
そして。
どきどき。
ブログには、あげてみました。
