母が昨日帰ってきた。
ひと通りの治療を終えて退院して来たのだ。
このまま病気が落ち着いていれば、
入院する必要はない。
お疲れ様でございます。
お互いに。
ひとまず、よかった。
長かったですね。
やっぱり、我が家は母が「かすがい」なので。
母がいないと、
我が家はますます「家庭」らしくなくなってしまうのだ。
そして、わたしが余計な食糧を買って来ないので、
つまみ食いするものが無い。
おかげでわたしの先日の健診は、
少し減量できていた。
母が帰ってくると、
食料が潤沢になる。
(傷まないうちに食べましょうね。そう言って体重が増えるんだけど。)
早速、家族分の「たい焼き」があった。
まあ、母も糖尿病ハイリスクなので、
食べ過ぎには注意してね。
退院したばかりは、
これまでの食事制限の反動で、
多少食べるのは大目に見るけどさ。
母は、やはり少し体力は落ちたようだが、
自宅に戻ると強制リハビリが始まる。
病院だと上げ膳据え膳で、
やることが限られるけど。
自宅だと、自分がやらないと回らないことがある。
頭も体も気も使う。
日常生活がリハビリになると聞く。
父もまだまだ母をあてにしているし、
わたしも母が食事の支度をしてくれて
すこぶる助かるのだ。
母にしかわからない家のこともあるし。
母あての不在通知が届いていたので見せたら、
「今日再配達してもらうようかな」と言っていた。
母がいると。
何となく、
家の安定感が違うのだ。
母も。
やっと解放されて、嬉しいのだろうな。
父も話し相手が帰ってきて安心したのだろう。
入院中は、
入浴も制限があるから、
ひと風呂浴びて、さっぱりしたようだ。
「疲れちゃった」と言っていたけど。
久しぶりのシャバは疲れるのだよ。
そういうものさ。
とりあえず。
何は変わらなくても。
わたしが。
仕事で家を出る時も、
何となく家が、違う感じがするのだ。
わたし以外誰も起きてないし。
ボロ家は変わらないけど。
お帰り、母ちゃん。