みなるのブログ

ビビりアラフィフの物思う日々

ライトグレーな人生

f:id:Minaru:20221211212731j:image

 

最近、何となく、嬉しいことが、多い。

だから、何となく、

「ご機嫌♪」ベースの気分で過ごせている。

これは、

わたしにとっては、

大分凄いことだ。

 

世の中はいろいろ大変なのだけど。

わたしは、

今日も、話したい人達と

話したい話がたくさんできて、スッキリしたし。

充実?してるのかな。

 

今、振り返ると。

 

もともとの、わたしの人生は、

ダークグレーか、いやチャコールグレーくらいの、

暗黒なカラー。

…、いや、悪いことしてたとかいうわけじゃなくて。

 

人生が、重たくて。

手足が、思うように動かせないような。

重たいスライムが、四肢に絡みついて、

全然思うように、生きられなくて。

もがくような、半ば溺れていた気がする。

息苦しいし、

肩身も狭いし、

そもそも自分が自分の存在を許さなかった。

自分から常に虐待されていた。

もがくにしても。

どちらを向いてもがけば良いのかもわからなくて。

「遭難」してるような。

そうだな。常に、事故のような人生。

起こっちゃいけないことが、起き続ける人生。

怒ることは、そうなかったけど、

それはそれだけの気力がなかっただけのこと。

笑うことより、

泣いたり、諦めて無反応になることの方が、

はるかに多かった気がするから。

 

そう、思うと。

随分、この人生は、

見晴らしが良くなった。

身体も軽くなったし、

ポンコツな自分なりに、

自分を許せるようにもなってきた。

最近は、ライトグレーか、

オフホワイトくらいの色合いになってきたかな?

多分、わたしのこの人生には、

「バラ色」は、色素自体がなさそうなので、

華やかに色づくことは、

無いと思うのだけど。

 

叶わなかった夢や、

振り向いてもらえなかった好きな人や。

苦しいことばかりだった気もするけど。

 

今、50年近く生きて、

この見晴らしのいい、丘から振り返ると、

大したことじゃなかった気もする。

 

それに、

当時のドロドロの歪んだ自分が

欲しがったもの達だから、

今見ると、

「そんなに魅力的かなぁ?

若かったのかな。視野が狭かったのかな。

手に入れなくて、良かったんじゃない?」

とも、思う。

「愛着」「恋」「大切にしている」

そう見せかけて、

いや初めはそうかもしれないけど。

義理堅い自分は、途中からズレて、

最後はみんな「執着」になって、

諦め方がわからなくなってしまっていた。

 

手に入れたくて、手に入らなかったものも、

それも、また、運命かなと、

今なら、是、と思える。

 

今が、

楽しいし、

充実していたり、

ささやかながらも、自信がもてたり

するからだろう。

 

今が、幸せだからだろう。

 

何だろう。

何か、ひとつ、吹っ切れたような。

人生のステージが、

何か変わったような、

そんな気が、するのだ。

 

うまく、言えないけど。

 

今が、何となく、

自分の人生のいい時期なのかな。