みなるのブログ

ビビりアラフィフの物思う日々

「飲み会」の憂鬱

※お酒が嫌いな自分の主観がかなり入っています。お酒が好きな人には、不快な内容なので、読むことをおすすめしません。

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ああ、気づいてしまった。

わたし、「酔っ払っい」が、

嫌いなんだ。

 

好きな人でも、

「酔っ払い」になると、嫌になる。

 

父が酒癖悪かったからかなぁ?

 

だから、飲み会は、行きたくないのだ。

 

そういうことか。

「食事会」と思った集まりが、

「飲み会」と知ったとたん、気が重くなったのは。

 

仲間内で、

ちょっとした新年会をやることになり、

「みなるさん、参加できる?」と誘われた。

わたしは、普段、

あまりそういう付き合いは好きでは無い。

 

ただ、仲間内だし、気楽なものかと思って、

たまには顔を出そうかと、

「その日大丈夫だよ」と伝えた。

 

そうしたら、喜んでくれたのだけど。

 

主催者の友人が、

お店をどこにするかで迷いすぎて。

「自分が行きたいお店にしちゃえばいいよ」

と言われて、

その通りに予約したらしい。

 

悩んでくれた気持ちはありがたかったのだけどね。

 

それが、お酒がメインのお店。

お酒好きな彼女が、行きたかったんだろうね。

飲み放題の予約らしくて。

わたしは飲まないんだけどなぁ。

フードがつくらしいけど、

オシャレで美味しいおつまみは、

お腹いっぱいにはならなそう。

ソフトドリンクは飲めそうだけど、

それで、◯千円かぁ。

職場のエライ人も来る大きい飲み会で、

決まってしまったことなら、

飲めないのに「飲み放題料金」を払う理不尽さに、

諦めもつくけど。

わたしをよく知ってる友人のセレクトなのが、

正直がっかり…。

 

日頃、お弁当と水筒を持参して、

数百円単位で節約してる自分には、

ちょっと引く金額だなぁ。

 

わたし以外はみんな飲むらしい。

飲んでる人と、

同じテンションになれる気はしない。

「みなるさん来るんだ?楽しみ!」と

言ってる人も居たそうだけど。

何を期待されてるのだろう?

酔わせたいのかな?

「そう言われても、わたしは飲まないよ?」

と、答えた。

 

そうだよ。

「酔っ払い」が嫌い。

「酔っ払った自分」にも、なりたくない。

 

わたしは、お酒を美味しいと思ったことはない。

それに、この人生、酔っ払っている暇はない。

酔っ払っている時間がもったいない。

たくさん考えることがある。

悪いけど、結構忙しいんだ。

この人生は、シラフで生きていきたいのだ。

 

これまでの数少ない飲み会の記憶は、

付き合いで、参加を半強制されたパターン。

いい思い出は、無い。

グデグデに酔っ払って、

品も良識も失った同僚に、

不愉快な気持ちになった。

「酔っ払い」は、嫌い。

酔った人達は、自分とアウェイな、別の人種。

身の置き所が無かった。

「やっぱり来るんじゃ無かった」

ぐるぐる考えて、自己嫌悪。

一刻も早く帰りたかった。

そんな記憶の中のわずかな慰めは、

いくつかは用意されていた好きな料理で、

とりあえず、お腹が膨れたこと。

 

わたしは、食いしん坊で

繊細な美味しさがよくわからないので。

わかりやすいジャンクなものを

わかりやすく量を出せば満足する、

安っぽい味覚なのだけど。

安い居酒屋で充分だったのだけど。

 

今回、それすら、期待できそうにない。

下手に、オトナ女子が行く、

上品で洒落た、美味しいお酒を出すお店らしい。

ヘルシーなおつまみが少し付くのが、

すでに決まっている。

貧乏舌のわたしがそそられるモノは無さそう。

唐揚げ山盛りがあればまだ良かったのに。

楽しめそうな要素が、まるで無い。

嫌いな酔っ払いに囲まれて、

食べる物も無くて、

どうやって時間を潰せば良いのか。

 

その友人には、

日頃とてもお世話になっていて、

感謝しかないのだけど。

 

こと、今回の件に関しては、

残念でしかない。

 

アラフィフにもなって、

食べ物ごときで、◯千円ごときで、

食事会に機嫌が悪いなんて、

大人気ないと、自分でも思う。

でも、飲みもしない飲み放題に、

飲まない自分の、アウェイな状況に、

◯千円も出すのは、

貧乏性の自分には、

正直、とてもショックで。

顔に出さずに済む自信が無い。

 

大枚出しても、苦痛な事しかないという…。

 

それが、日頃仲良い仲間なので、

そこに理解してもらえなかった悲しさというか…。

 

何だろうな。

仲のいい人でも、片方が飲んだら、

置いて行かれた気分。

もう、同じ土俵で、深い話はできないと思う。

 

わたしから言わせると、

酒で親睦なんて、深まらないって、思う。

お互い、シラフじゃないのに、何を話すの?

「アルコール」という薬物を使って、

誰かと向き合っても、意味があるの?

何が生まれるの?

「トラブル」くらいしか思いつかないけど…?

 

お酒好きな人には、申し訳ないけど。

 

今からでも、

断れるのなら、断りたいくらいの絶望感。

 

でも、わたしが「行ける」って言ったから、

取ってくれた予約だから。

今更断るわけにもいかない。

 

比較的最近は、

自分に嘘をつかずに生きていたのに。

ここへ来て、今ごろこんなことになるかぁ。

愛想笑いをいつまで 貼れるかなぁ?

「面白く無い」のが、顔に出ないといい。

久しぶりの苦行だ。

 

いやいや、多分すでに

「飲み放題なんだね?」と聞いた自分の顔は、

ドン引きしてたと思うんだよな。

 

それでも、露骨に顔に出さずに、どう振る舞うか。

その◯千円は、

飲食代では無くて、交際費と割り切るしかない。

 

これまで、

「行きたくないけど行かなければならない飲み会」だったから、覚悟もしたし、

断れる時は、極力断って来た。

今回は、よく知った仲間との、

気楽な食事会のような新年会かと思ったのだけど。

思わぬ飲み会になってしまった。

それが、余計に辛いところだ。

友人は、とにかくお酒が好きなのだ。

わたしにはその点だけは、理解し難いけど。

そういう人も居る。居るんだよ。

仕方ない、仕方ない…。

もやもやするけど、仕方ない。

 

ああ。憂鬱だなぁ。

それでも何か意味があるのかなぁ。

友人には悪いけど、

タイミングを見て、早々に引き上げられるかなぁ?

一瞬だけ顔出せば良いかなぁ?

シラフのわたしが居ても、

どうせシラけさせるだけだって。

ぶっちゃけ居ない方が良くない?

もう、今から、

できるだけ早く帰りたい。

どうせ元なんて取れない◯千円なんだから。

ドブに捨てたって一緒だよ。

苦痛な時間を、

早く終わらせた方が、

精神衛生に、よっぽどいいと思うよ。