みなるのブログ

ビビりアラフィフの物思う日々

初夏の風に寄せて

 今日は日差しが強くて、暑い。

 まだ、風が少しあるから、

 湿度も低いみたいで、風がある日陰なら、なんとか過ごせそうかな?

 

 最近は、ハッカ油を多用している。

 コロナでマスク生活になって、マスクがこもるから、スッキリさせるのによいと知り合いに教わった。

 

 ドラックストアとかに普通に売っているもの。

 アロマオイルのハッカバージョン?

 わたしはドラックストアで買った時に、

 「これかぁ」と思った。

 昔、看護師になりたてのころに、便秘の人に、ハッカ油をたらしたお湯で温タオルを作って、お腹を温める時に使ったものと思う。

 (今はするの?メンタ湿布と呼ばれてたけど)

 

 匂いは、人によって、好き嫌いがあるかもしれないけど。

 わたしは平気。清涼感がよい。

 マスクにたらすのと、

 今日みたいに暑い日は、インナーの襟元とか、靴下の裾とかにひとたらし。

 本当に暑い日とかで、濡れても目立たない服の時は、

 近年流行っている、濡らして冷たいアイスタオルを、ハッカを垂らした水で濡らしてつくる。

 車内でエアコンかけても暑い時とかも、

 エアコンの風があると、余計冷たく感じられるのでよいです。

 ハッカは虫除けにもなるらしいから、

 アウトドアにもよいのかもしれない。

 ネットで見ると、スプレーにすると、使い勝手が良さそうだから、つくってみようかな。

 (原液を人体に直接はダメみたいですよ)

 

 この辺は、少し街をはなれれば、

 めちゃめちゃ草が茂って、めちゃめちゃ虫がいるので、

 アウトドアでなくても、バリバリ虫にくわれる。

 なので、虫が避けてくれるのは助かる。

 わたしは、もともと蚊にくわれやすいので。

 

 今年の夏は、暑いのかな。

 年々、暑さも寒さも厳しくなってきたし。

 夏は、できれば、涼しいところで、おとなしくしていたいけど。そうもいかない。

 今日は湿度が低くて、ちょっと爽やかだったりもする。

 自然の風もよいね。

 

 昔はわたしは、自分は野生児だと思っていた。

 祖母宅が山で畑を作って住んでいたので、行った時はよく遊んだ。

 子供の頃よく行ったのは、多分あれは、

 仕事を持っていた母が、祖母宅にわたしを預けていたのかと、今なら思う。

 当時は、わたしはそれを楽しんでいて、

 幸せなことに、預けられたのではなく、祖母宅へ遊びに行っていたのだと思っていた。

 基本的に、祖母宅は、禁止事項が無かった。

 自宅にはお菓子が無い(もとい、食べ尽くしてしまった?)ことの方が多かったけど、祖母宅には、お菓子入れの一斗缶があって、何かは入っていたので、日に何度もチェックしていた。

 わたしが好きな絵やマンガも、カレンダーの裏紙を用意しておいてくれて、好きなだけ描かせてくれた。

 畑で芋をほったり、なすをとったり、

 人形の服を縫ったり、

 紙で雛人形を作ったり、

 猫を追い回したり、

 犬の散歩したり。

 ヤギにえさをやったり。

 障子に穴を開けたり。

 やりたい放題。

 勉強とか宿題しろなんて、言われなかったんだよなぁ。

 (いやまあ、見事にしなかったですよ)

 足踏みミシンや、黒電話、離れのお風呂、汲み取り式のトイレ。

 それはそれで、家にないものはなんだかワクワクして。

 楽しかった。伸び伸びしていた思い出。

 幸せだったんだなぁ。

 想像するに、初孫だったわたしは、存分に可愛がられていたのだろう。

 好き放題して。

 いたずらもしたかもしれない。

 ごめんなさい。

 でも、わたし、一番年上として、いとこが集まった時は、お世話係も頑張ったよね?

 

 田舎だったのだろうけど。

 あれはあれで、楽しかったなぁ。

 

 今わたしは、あの頃の、母の歳をすぎ、当時の祖母の歳に近づいている。

 

 祖母は、わたしをどう思っていたのかなぁ。

 

 母は長女で、妹、弟がいた。

 祖母は、結局、10人の孫の世話をして。

 祖母がわたしをどんな孫と思って、どんな気持ちだったかなんて、話すこともなく、

 数年前に亡くなってしまったなぁ…。

 

 わたしは、自分を野生児だと思ってたけど、

 今はエアコン大好きで、文明の利器なしでは、生きられなくなってしまったよ。

 

 でもさ。

 大丈夫だよ。

 わたしが、旦那も子供もいないこと。

 看護師辞めてしまったこと。

 その辺はおばあちゃん、残念そうだったけど。

 わたしは真面目には生きているよ。

 おばあちゃんに、迷惑はかけてないと思うよ。

 

 もう少しして、わたしがこの世を旅立って、

 もう一度会って、お話することがあれば。

 お互いのことが、きっといろいろわかるかな。

 答え合わせができるかな。

 

 すれ違ったとこもあるかもだけどさ。

 でも、多分、わたしもおばあちゃんもいい人で。

 大したことじゃなかったんだと思うよ。

 今、特に、おばあちゃんに対して、恨み言も後悔も、わたしは、無いからさ。

 かえって、いろいろ、ありがとうございました。

 おばあちゃんがいたから、わたしも今ここにいられる。

 この体は、今のところ大病もせず、おばあちゃんに似て、丈夫に産んで頂いて、感謝しております。

 いろいろ、ありがとうございました。

 

 もう少し、頑張って生きてから、そっちへは行く予定です。

 答え合わせは、もう少し待っててくださいね。