最近、「信頼」には、
すごい力があるなぁ、と思うのだ。
逆に「信頼」が壊れた時に、
ものすごくエネルギーを消耗するな、とも思う。
人間らしい、特殊な機能なのだろうな。
身近で協力する、
家族や親友、恋人とか、
仕事のパートナーとかでも。
信頼関係があると、
楽しかったり、心強かったりする。
その人のために頑張れたり、
また踏ん張れたり、努力できたり。
そして自分の足らないところを、
相手に協力を求められたり、
もしくは言わなくても
お互いにフォローしあえたり。
「信頼」があって、物事を成して行く時は、
「1人➕1人🟰2人分」の力じゃなくて、
2人分以上の力が出せる感じだよね。
逆に、
「信頼関係」が揺らいだり、壊れたりすると、
近い相手だったり、
共有した時間が長かったりする関係の人ほど、
情のある関係ほど、
ものすごく、消耗するし、疲れる。
ものすごく、ストレスにもなる。
協力するどころか、
足を引っ張ったり、
意地悪したくなったり、突き放したくなったり、
相手に助けを求めることも出来ないし、
当てつけのように、効率悪いことして見せたり。
「1人➕1人🟰➖2人分」くらいなイメージ。
大好きだった人や、信頼していた人を、
疑う時に、
膨大なネガティブエネルギーを使うのだ。
疲れてしまうのだ。
加えて、
悲しくなったり、苦しくなったり、
切なくなったり、泣きたくなったり
また、好きだった人なら、
憎しみに変わることさえある。
協力を頼めなくなったり、
意地を張ったりもしてしまう。
身近な人が信じられないと、
苦しみが大きいし、しかも、
ずっと続いてしまう。
そうそう簡単に、距離が置けない人ほど、
生活に影響が出てしまう。
だから。
「信頼」って、維持することが、大事だと思う。
お互い悪気が無くても、
ちょっとした誤解や、
行き違いで、
信頼が揺らいでしまうこともあるから。
血のつながりがあったって、
信頼を補えないことはあるから。
長く協力するだろう、
大事な人とは、
お互いに「信頼」しあえる関係を維持することって、
とても大事なんだと思う。
人生の幸福度も違うだろうし、
生産性も効率も違う。
信頼し合えれば、2人とも幸せだし、
信頼し合えなければ、2人とも辛い。
財産なんだなぁ。
わたしには居ないけど、
配偶者とかは、特にそうだろう。
他人同士だし、
育ちも価値観も違うところがあるし、
立場も違ったりすると。
「信頼」しあい続けることができれば、
これほどの味方は居ないし。
逆に「信頼」が崩れたら、
その後の人生はお互いに
ストレスだったり苦しみに変わるんじゃないか。
知り合い夫婦の奥さんが言ってた。
「意識してダンナと話す時間を取るようにしてる」と。
わたしも、近い友人とかには、
「信頼関係」を維持する努力をしている。
意識して、話し合ったり、
気持ちや意見の擦り合わせをしていくことが、
大事なんじゃ無いかと思う。
「ずっといい関係でいたい」人とは、
意識して、話し合って、
お互いの言い分に聞く耳を持って。
「不信」の芽を、摘むようにしようと思う。
「芽」のうちに摘むようにしようと思う。
一度「信頼」が崩れると、
ぶっちゃけ、完全に元には戻らないと思うのだ。
修復も、できないとは言わないけど、
完全には戻らないものだと思う。
だから、まず壊さないように、
維持し続けることが大事だと思っている。
わたしも、不器用なタイプだし、
照れ屋だったり、プライドがあったり、
遠慮しすぎたり、諦めたくなったり、
自分に自信もないし、
身近な人と大事なことを
ちゃんと話すのは大変だ。
イライラして、全部投げたくなったり、
むず痒い感じがして、
あえてキツイ言葉をぶつけたくなったり、
「どうせ、わかってくれない」と諦めたり、
泣いて情緒不安定になってみたり。
そのままにしてたら、
いずれ、壊れてしまう。
維持する努力をしないと、
壊れてしまうものなんだなと。
だから、ずっと、いい関係でいたい人には、
そこを、ぐっと歯を食いしばって。
出来るだけ出来るだけ理性的になって。
我ながら、可愛くないけど、
「なんかモヤモヤすることがあるから、話したい」と、
メールなど文章で、冷静に言うようにしている。
まあ、そんなことは、皆さま、
とっくにご存じのことでしょうけども。
わたしは50年近く生きて、
ようやくそれを実感してきた。
「信頼」って、良くも悪くもすごい力がある。
だから、それは価値のある、財産だなぁと思う。
しかもお互い努力しないと壊れやすいんだな。
だからこそ、
維持し続けられた「信頼関係」って、
「財産」なんだよなぁ、と思うのだ。
