わたしが、HSPで、
考え込んだり、ビクビクしがちだからなのか。
仲良くなる人や、
結構近くにいる人に、
心を病む人が、まあまあ居る。
類は友を呼ぶのか。
わたし自身も、
よく病名がつかずにここまで生きて来れたと、
ラッキーな部類だと思うくらいなので、
…分かり合えてしまう部分が、
無いでも無いのだ。
…認めたくは無いけれど。
自分に自信が無くて
ついつい、優しい人を演じたくなる自分は、
そういう人の相談を受けたり、
怒りや悲しみをぶつけられたりしてしまうことも、
まま、あって。
良かれと思ってしていたことで、
自分自身が振り回されて、
疲弊したりもする。
頑張ったのに、満足してもらえなかったり、
罪悪感が残ったり、
下手をすると、
逆恨みされたり。
振り回されちゃダメだ。
HSPの自分には、
難しいことだけど。
でも、改めて、
自分軸をちゃんと持たないとダメだなと思う。
人への優しさだって、
「自分」がちゃんとあってのことだから。
周りに振り回されて、
自分が参ってはダメだ。
生真面目な自分は、
つい真正面から受け止めたくなるけど。
時にはかわしたり、いなしたり、
他人事と割り切って聞いたりしないと。
自分が参ってしまう。
時折、
友人がひどく落ち込んでいる時に、
慰めきれなくて、
励ましきれなくて、
ネガティブ思考につきあうのも辛いし、
わたしの時間もない時に、
電話を切ろうとする自分は、
「ひどい人」「見捨てるの？」と、
思われるのだろうかと、
悩んだりもするけど。
でも、もう、そこはいい。
それで、そう思われるなら、仕方ない。
離れていくなら、それで、
わたしには対応しきれない人だったということだ。
自分を守ることが大事。
自分軸を持つことが大事。
自分が長く元気でいて、
いろんな人に協力するためにも、
自分を守ることに重きを置いていいんだ。
それで、今は正しいんだ。
わたしの心が穏やかでいること。
そのための生活リズムを守ること。
それが大事。
それでいいんだ。
日々生きていると、
いろんな感情を持つけど。
良くも悪くも、振り回されて、
生活や心が乱れそうな時は、
落ち着いて、少し深呼吸して。
何が大事か、考えよう。
自分自身が、乱れないように。
心や身体が、傷つかないように。
時には、それ以上深入りしないとか、
距離を置いたりすることも考えよう。
少し罪悪感が出そうだけど。
これからは、わたしは、
それでいいんだ。
もう、わたしも若くないから、
心も身体も、そんなに頑張れないし。
もし頑張ってその人に付き合ったとて、
そんなことは、
その人の日々繰り返す日常の、
たった一部でしかない。
「あの時、あんな風に必死につきあったよね？」
と言ったって、
その人の日々重なる苦しみの中で、
それが良かったのか悪かったのかさえ、
わからなくなるのだろう。
今が苦しいその人に、
過去に優しくしたことを訴えたって、
その人にもわたしにも、何の益もないのだ。
ドラマみたいに、
「あなたのあの一言で、救われた」
「あれから変われたんだよ」
なんて、感謝されることは、
そんなこと、そうそうない。
もし、あっても、
それは一言ではないはずだ。
その一言は、
愛ある忍耐強い人が、
繰り返し繰り返し、
同じ悩みが現れる度に、
何ヶ月、何年と
言い続けた言葉に違いない。
人は実際、
そんなに簡単には、変わらないのだ。
わたしは、
聖人君子でもない。
力もない小庶民の自分が、
心配した人みんなの、
人生を背負えるわけでもないのだから。
わたしは、わたしを元気にさせることが、
一番大事。
自分が元気で、
自分の足で立って、生きて、歩いて行くことが、
周りに迷惑かけずに生きることが、
まず一番大事なんだ。
周りの心配は、その後だ。
来年はしっかり自分軸を持つことを、
自分の人生を生きることを、
意識しようと思う。
